食べること#6
出雲のお福わけ 縁を結ぶ寿センジェル 寿製菓
子供のころ、プリン液をこっそり一口、
その美味しさに衝撃を受けたことがありました。
あの、容器に流し込む前の、あったかい甘ーいやつ。
いま思えば何やってんだかという話ですが、
なんだろう、それまで知らなかった生っぽい風味と、
母に隠れて舐めた罪悪感から、あんなに美味しく感じたのかなぁ。
なんとも縁起の良いお菓子「お福わけ」
これ食べたとき、
”プリン液背徳の美味しさ” の思い出がよぎったんです。
ベースの饅頭はしっとりむっちり。
どのくらいむっちりかというと、手でぱくっと割れないくらい。
で。
風味がちょっと特徴ある気がして、
それがプリン液を思い出させたのかも。
小麦粉?豆?の香りがしっかりめで、むっちり食感もあいまって、生地そのままを食べてるみたいな。
と書くとなんか美味しくなさそうで本当にごめんなさい、
美味しいんです。美味しいんですよ…。
私はすごく好き…。
おすすめです…。
そういえば、「センジェル」が何か気になって気になって。
エンジェル?
煎じる?
調べたら、「差し上げる」という意味の出雲の方言だそう。
ますます贈り物にぴったりでした。
今日もごはんがうまい。