それでもハラは減る

毎日20時更新、読んだ本と美味しいモノのこと。

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

もっちりつるんの葛わらび餅、これからの季節に◎。

食べること#54 奈良吉野の葛わらび餅 抹茶きなこ 2日連続で餅の話を。 完全にパケ買いだったけど美味! むっちりつるんな葛わらび餅。 (画像は中川政七商店サイトよりお借りしました。) もちっとしながら歯切れが良い。 独特な食感は、葛が入っているから…

かしわ餅決めた?ツヤむち、お餅がちゃんと美味しい老舗の味。

食べること#53 柏餅 もうすぐこどもの日。 祝われる側じゃないし、 祝うような小さい家族もいないけど、 柏餅はちゃんと食べる。 (強い意志をたたえた目) さて今年はどこのにしようかな…と。 老舗の和菓子屋さん、 銀座あけぼので買ってみました。 ビジュ…

たまには本…じゃなくブックカバーの話をしよう。

読むこと#38 2日に1冊読むぽん、 偏愛ブックカバーがコレダァ。 素材やデザインなど、ブックカバーって選び出したらキリがない… いろいろ使ってきたけど、雑貨屋でふいに出会ったコレがほぼカンペキ。 かれこれ5年以上の付き合いです。 文庫本サイズ、1000円…

やさしい背徳!番茶で頂く、手羽先まるごと茶漬け。

食べること#52 具材入りが嬉しい番茶漬け 深夜ハラ減ったとき用に買っておいた秘密兵器。 中川政七商店が出してる、 具材入り番茶漬け。 この間久しぶりに飲んだ帰り、 すこーしお腹が物足りない。 コレはとっておきの夜食の出番だ。 いざ、開封。 いくつか…

タイトルから共感lv.100。津村記久子『とにかくうちに帰ります』

読むこと#37 津村記久子『とにかくうちに帰ります』 タイトルの引力たるや。 著者の作品は好きでちょこちょこ読んできましたが、本作は初めて。 表題作ふくめ、3編収録。 『職場の作法』 『バリローチェのファン・カルロス・モリーナ』 『とにかくうちに帰り…

ひと味ちがう!小豆島のコク深しょうゆあげせん。

食べること#51 島の味 あげせんラバー通ります、 これおいっしい。 香川県小豆島でつくられている、 タケサン食品の「島の味」。 (タケサン食品サイトよりお借りしました。) 甘口の醤油あげせん、 というとよく見る感じだけど。 使われているのは、小豆島…

笑えて泣けて、家族全員+αの成長物語。重松清『なきむし姫』

読むこと#36 重松清『なきむし姫』 子どもだけじゃなく、親だけじゃなく、 家族みんな成長するホームコメディ。 みんないい塩梅に人間臭くて、でも軽やかに読めるのがイイ。 タイトル「なきむし姫」は、主人公アヤのこと。 昔から引っ込み思案で泣き虫、幼な…

これでイイ。これがイイ。安心×ジャンク欲満たす袋ラーメン。

食べること#50 さくらいのラーメン ときどき無性〜に食べたくなる、袋ラーメン。 それが安心安全で美味しいなら、最高じゃないか。 色々な袋ラーメン食べてきたけど、なんだかこれに落ち着きそうな予感。 桜井食品が「安心・安全をしっかりと」と作る、「さ…

“母親を産みたい”。ひたすらに圧倒的な物語。宇佐美りん『かか』

読むこと#35 宇佐美りん『かか』 タイトルの「かか」=母親と、 娘「うーちゃん」の物語。 こっ…れは、ちょっと構えて読んだ方がいいかも。 そのくらい圧倒されました。 「かか」は、いわゆる毒親。 自分の母親や姉に暗い感情を募らせて死ぬと騒いだり、それ…

プチっといちじくが止まらない、大人風味のむちむち寒天もち。

食べること#49 本葛入り寒天もち いちじくワイン 中川政七商店のスイーツ、続きます。 本葛入りの寒天もち。 そのなかの、「いちじくワイン」味。 (画像は中川政七商店サイトよりお借りしました。) 寒天…寒天… ってことは、サクッとつるっとした感じ? か…

ザラメ食感クセになる、まあるいカステラ。

食べること#48 奈良の焙じ茶 丸カステラ まんまるフォルムに一目惚れ! 最近ほうじ茶スイーツにハマっていることもあり、買ってみました。 (画像は中川政七商店サイトよりお借りしました。) ほうじ茶味、甘すぎなくてイイ。 甘さではなく香ばしさを楽しめ…

でっかい歯応え、お手軽きくらげで食卓1UP。

食べること#47 奥出雲木耳 陶山商店 “あると心踊る、でも家じゃなかなか…な食材” だいぶ上位、 きくらげ。 家でも食べたいんだ!ということで、 乾燥きくらげ買ってみた。 (画像はFOOD ORCHESTRAサイトよりお借りしました。) 島根県奥出雲町で生産される希…

食べることは生きること。加藤千恵『あなたと食べたフィナンシェ』

読むこと#34 加藤千恵『あなたと食べたフィナンシェ』 読んでいると、思い出す食べ物がきっとあるはず。 食べ物にまつわるショートストーリーと短歌集です。 ある食べ物が題になっていて、ショートストーリー、最後に短歌。 というのがひたすら続きます。 そ…

豚汁×ゆず!香りと食感がオツすぎる里いも汁。

食べること#46 ゆず香る利尻昆布だし 里いものとん汁 里いも大好きぽん、 フリーズドライで里いもの味噌汁が飲めるなんて、これは買うしか。 (画像は中川政七商店サイトよりお借りしました。) お湯を注いだ時点でびっくりしたのが、 ゆずの香り。 そうでし…

毎日がこれでいいのか迷ったら。小川糸『サーカスの夜に』

読むこと#33 小川糸『サーカスの夜に』 「得意なことは」 「小さいこと」 13歳の主人公「僕」は、 10歳で身体の成長が止まったまま。 幼いころ飲んだ薬の副作用で、もうこれ以上大きくなれない。 そんな主人公がサーカス団に入団し、成長していく物語。 トイ…

がっつり好きにこそ食べてほしい!噛むほど旨いお取り寄せ肉まん。

食べること#45 中肉まん 神楽坂五〇番 もう暑いくらいだけど、肉まんをお取り寄せしたっていいじゃないか。(大声) 肉まんloverの知人から教えてもらった、 神楽坂五〇番の“中”肉まん。 (画像は神楽坂五〇番オンラインストアサイトよりお借りしました。) …

じんわり沁み入る生活のかけらたち。幸田文『台所のおと』

読むこと#32 幸田文『台所のおと』 幸田文作品、一度しっかり読んでみたかった。 “幸田露伴の次女” という響きに勝手にハードルを感じて未履修だったけど、いざ挑戦。 読み終えてみて。 正〜〜直に打ち明けると、エンタメ系をよく読むぽんにとってはちょっと…

甘くないほうじ茶ぼうろ、大人に食べてほしい味。

食べること#44 焙じ茶ぼうろ 中川政七商店 じゅわっ しゃおっ と口の中でじんわりほどける。 これこれ、ぼうろってこれ…! この食感。 子どもの頃、よく食べました。 大人になってもたまに恋しくなる。 中川政七商店が販売している、 産地のおやつ ぼうろ 焙…

このひとと出会えたから、私は私でいられる。宮下奈都『ふたつのしるし』

読むこと#31 宮下奈都『ふたつのしるし』 『羊と鋼の森』を読んでから、 著者が描く“不器用なひと”がとても好き。 不器用で、でも芯と呼べる静かなたしかな部分をもっているひと。 読んでいると、優しい気持ちになりながらも背筋が伸びる気がする。 本作も、…

1尾丸ごと!甘えび喰らう、旨みの味噌汁。

食べること#43 ずくいらず 甘えび すや亀 甘えび丸ごと1匹お味噌汁。 完全にビジュアルにやられて買ってしまった。 何この心おどるめでたい景色。 (画像はすや亀サイトよりお借りしました。) 気になるのが、 商品名「ずくいらず」。 ズクイラズ? 「ずく」…

超本格、なのに読みやすい医療ミステリ。小松亜由美『誰そ彼の殺人』

読むこと#30 小松亜由美『誰そ彼の殺人』 読む決め手になったのは、著者のプロフィール。 ミステリー好きぽん、 それっぽいタイトルは一旦手に取る。 実際に読むかは、ぱらぱらめくったり、帯とか見たりして決めるのだけど。 今回は。 著者が現役の法医学者…

わたしの知らない、ブラッドオレンジの世界。

食べること#42 タロッコオレンジ 人生たぶん初、 ブラッドオレンジを食べてみました。 (画像は浜中屋サイトよりお借りしました。) もともと目当てで買ったわけではなかったのだけど、 柑橘詰め合わせセットにさりげな〜〜く入ってた。 タグには「タロッコ…

コレ食べに松本に行く!むちむちもっちり蕎麦団子。

食べること#41 蕎麦団子 松本loverぽん、これを食べに松本に行く、という多分知られざるグルメがあります。 それが、蕎麦団子。 (画像は DOMINISTYLEサイトよりお借りしました。) 蕎麦は有名中の有名グルメだけど、 “蕎麦団子”は食べたことない人も多いの…

このからだで生きることが愛おしい。窪美澄『すみなれたからだで』

読むこと#29 窪美澄『すみなれたからだで』 「性」と「生」がテーマの短編集。 主人公の性別もおかれた環境もさまざま、 性的嗜好も悩みもさまざま。 どの作品もボリュームとしては多くないのだけど、 主人公たちが自分の抱えるからだと性について考える姿、…

リコピン3倍、ぎゅーっと絞ったトマトとりんご!

食べること#40 毎日がとまと曜日 トマト&アップル ダイセン創農 トマトジュース大好きぽん、 いっちばん好きなのがこれ! 秋田県大仙市・ダイセン創農がつくっている 「毎日がとまと曜日」。 いくつか種類があるのだけど、今回は「トマト&アップル」。 この…

これ読んで浮かぶひとが、あなたの家族。瀬尾まいこ『傑作はまだ』

読むこと#28 瀬尾まいこ『傑作はまだ』 “息子が父親に”「初めまして」と挨拶するところから始まる。 (もう気になる…!) 著者の作品は、 『そして、バトンは渡された』が記憶に新しいけど、ぽんは本作の方がかなり好き。 『バトン〜』が血のつながらない親…

食べれば分かる。おかき×小魚アーモンド=想像以上!

食べること#39 おかき屋のアーモンドFish やまだ株式会社 浪速のおかき屋さん、やまだ株式会社。 ここの「割れたんねん」が大ッ好きで。 (食べること#31にて紹介) 「おかき屋のアーモンドフィッシュ」とやらも作っていると聞き、 こりゃあ試すしかないでし…

大人こそもう一度、いや何度も読みたい。梨木香歩『西の魔女が死んだ』

読むこと#27 梨木香歩『西の魔女が死んだ』 うちには大きな本棚が無いので、 本は買って、読んだら売って、の繰り返し。 でも。 これは手元に置いておきたい…という数冊は売らずにとっておきます。 そのなかの一冊がこれ、 言わずと知れすぎた名作『西の魔女…

これだからどんでん返しはやめられない!芦沢央『悪いものが、来ませんように』

読むこと#26 芦沢央『悪いものが、来ませんように』 ネタバレ厳禁。 この注書きがこんなに必要な小説もなかなか無い。 ぽんの読書歴で、 「やられた…!!!」 って声に出した小説は2冊だけ。 1冊は乾くるみ『イニシエーション・ラブ』、 もう1冊がこれ。 多…

宴の季節の漬けチーズ、罪深い味にワインが止まらん。

食べること#38 チーズみりん粕漬 大和屋守口漬総本家 また罪深い食べ物を発見。 守口漬け製造の老舗・大和屋守口漬総本家がつくる、 クリームチーズのみりん粕漬。 (画像は大和屋守口漬総本家サイトよりお借りしました) クリームチーズがたっぷり70g、 み…