食べること#25
菜の花しぐれ 菓匠清閑院
まだまだ寒い日が続くけど、
スーパーではもう菜の花が並んでる。
ぽんはまだ菜の花は食べていないのですが、
一足先に、和菓子で春を感じたい。
ちょうど今週のはてなブログのお題も「小さい春みつけた」です。
菓匠清閑院の、菜の花しぐれ。
春の陽を浴びる菜の花をイメージした、黄身しぐれです。
(画像は菓匠清閑院サイトよりお借りしました。)
このぷっくりこんもりしたフォルム。
うずくまっている小さい生き物みたい。
シルエットの愛おしさと、
やわらかい黄色にテンションが上がる…!
そしてこの黄身、とてもしっとり。
割ろうとして力を入れると、とっても小さい音で
………しゃおっ
って聞こえるくらい。
でも口に入れるともたつかない。
ほろほろとほどけるような淡い食感も感じます。
中には、ぱっと目を引く上品なうぐいす餡。
この、「みどり」「きみどり」という表現じゃ足りない、春の色が好きなんだぁ…。
うぐいす、菜の花、メジロ、ふきのとう。
春の生き物ってみんな、芽吹きの色。
黄身餡とのふんわりしたコントラストが綺麗で、
ほうっと見入ってしまう断面です。
優しい甘さで、くどくなくて上品。
甘さというより、
青えんどう豆のふわっとした風味が印象的でした。
香りが◎な食べ物も、春って感じですごく好き。
販売は期間限定だそう。
春本番まで、何度も食べたい味。
今日もごはんがうまい。